防犯カメラを設置したいというお問い合わせが年々増えています。最近はホームセンターや家電量販店、オンラインショップなど、どこでも手軽に購入できるようになり以前より敷居が低くなりました!でも…
- 何を基準に選べばいいの?
- やっぱり画質が良い方がいいの?
- インターネットに繋がないと離れた場所から見れないの?
- 一緒にモニターやレコーダーも買わなければいけない?
なんて質問をよくいただきます。「○○万画素!高画質!」とか、スペック表に「防水防塵IP66等級」「フレームレート30fps」など様々な情報がいろいろ書いてありますが、それが何を意味しているのかよくわかりませんよね🤔
防犯カメラの画質について
そこで今回は、防犯カメラの画質の違いについてかんたんなお話をしたいと思います。まずはこちらの動画をご覧ください↓
これは当店で取り扱っているネットワークカメラ「PF-CS724」の録画映像です。※200万画素のカメラですが、設定で画素数を変更することができます。
画素数とは何か
「画素」(別名ピクセル)とは、画像を構成する単位であり、200万画素であれば、1つの画像に200万個の画素(ピクセル)が詰まっているということです。
ということは、多ければ多いほど綺麗で繊細で、拡大してもぼやけにくい映像になります🙌
画素数の表示について
○○万画素という表示の他に、よく「1920 x 1080」とか「1280 x 720」なんて表示されているサイズがありますが、これをそのまま計算すると
- 1920 x 1080 = 2,073,600 ≒ 200万
- 1280 x 720 = 921,600 ≒ 92万
- 640 x 480 = 307,200 ≒ 30万
となり、これが○○万画素と表示されているんですね。
現在主流の防犯カメラの画素数は?
数年前まで主流であった41万画素、100万画素の防犯カメラは現在は少なくなり、2021年現在スタンダードと言えるのが、200万画素の防犯カメラです。人物の顔の識別もできる高画質な映像を記録することができます✨
中には400万画素、800万画素(4K)などの防犯カメラも各メーカーからラインナップされていますが、まだ価格が効果であることと、一般的にはそこまで必要ではないと個人的には思います。
防犯カメラは画質と反比例してデメリットも
画素数が多ければ多いほど綺麗な映像が撮影できますが、良いことばかりではありません。その分映像のデータの量が大きくなるので、
- SDカードやハードディスクに記録できる時間が短くなる
- ネットワークカメラでインターネット回線を通して映像をスマホやPCで見る場合、大容量の通信が必要となり、接続が不安定になる場合がある(映像が途切れてしまう)
- 同様に接続が不安定になり、録画されたデータも途切れてしまう可能性がある
このようなデメリットもあるということに注意しましょう⚠
クラウドに映像を保存するカメラは要注意
特に最近多く見られる、「wifi接続のカメラ」や「クラウドに映像を保存できる!」カメラは注意が必要です。wifiは途切れやすく確実ではありませんし、特にクラウドに映像を保存するカメラは、常時大容量のデータを送信するわけですから回線に負担がかかり、途切れやすいでしょう。
ネットワークカメラを選ぶ時に注意したいこと
クラウドに録画しているはずが、回線が途切れていて大事なところが記録されていない!なんてことになりかねませんので、当店では、ネットワークカメラはSDカードやレコーダーに直接記録できる防犯カメラを強くおすすめしています💡
防犯カメラの使用用途によっては低画質でも十分
当店では電池で動く完全コードレスのカメラ(30万画素)をなど、導入ハードルの低い防犯カメラを中心に取り扱っています。電池式なので画質を抑え、電力消費も抑えています。
下の動画は30万画素の電池式カメラの映像です。30万画素でも意外ときれい!
電池式防犯カメラのおすすめ機種も紹介していますのであわせてご覧ください。
勿論、高画質なカメラや全方位カメラ、HDDレコーダーなどを組み合わせた本格システムも取り扱っておりますのでお気軽にご相談ください👍
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