子供のランドセルに付ける防犯ブザーについて
近年子供たちが犯罪に巻き込まれることが多く、通学時の防犯のためにお子様のランドセルに防犯ブザーを付けてるよーといった方、多いのではないでしょうか。
でもその防犯ブザー、どんな基準で選びましたか?そしてランドセルのどこに付けていますか?いざというときにすぐに使えそうでしょうか?
今日は防犯ブザーの選び方や取り付ける際の注意点についてお話します。
この記事を読んでわかること
- 防犯ブザーの種類、選び方
- ランドセルへの防犯ブザーの取り付け方
- 優良防犯ブザーについて
防犯ブザーの種類、選び方
防犯ブザーは当店のような防犯ショップをはじめ、ホームセンターやイオンなど様々なところで手に入り、シンプルなものからキャラクターのデザインのものまでいろいろありますが、まずは購入する際にチェックするポイントをいくつかあげたいと思います。
1.ブザーの音量(音圧)
音量(音圧)は85dB以上のものを選びましょう。音が大きければ大きいほど、周りに危険を知らせることができる可能性が高まります。
2.音の鳴らし方
ひもを引くタイプやボタンを押すタイプがありますが、一番かんたんに取り扱える、ひもを引くタイプがおすすめです。
ひもを引くタイプは、ひっぱった時にピンが引き抜けるものと抜けないものがありますが、ピンが抜けるものは引き抜いたらそのピンを遠くに投げればブザーを止めることができず、犯人が逃げる可能性が高まります。
たまに防犯ブザーを投げろと言う方がいますが、ブザーが壊れるor壊される恐れがありますので、ブザー本体は投げないようにしましょう。
3.ランドセルに付けるなら防水機能は必須!
ランドセルに付ける場合、雨で濡れてしまう可能性が高いので、防水のものを選びましょう。雨に濡れていつの間にか壊れていた…という話をよく聞きます。
防水の商品には、「IPX3」や「IP65」のような表示があります。この「IP○○」の○の中に入る数字は防塵、防水の等級を意味しているのですが、防水等級に関しては後ろの数字を見ます。「IPX3」の場合は「3」、「IP65」の場合は「5」ですね。
この数字は0~8の9段階に分かれていて、数字が大きいほど防水性能は高くなります。防犯ブザーの場合はIPX3以上であれば安心でしょう。
4.取り付け方法をチェック
ランドセルに取り付けるとき、金属のリング部分にフックで取り付けますか?それともショルダーベルトに直接ベルトで取り付けますか?
ランドセルの取り付け部分を確認して、お持ちのランドセルに合った取り付け方ができる商品を選びましょう。
5.LED機能など多機能な防犯ブザー
ブザーが鳴ると同時に、LEDが点滅し光でも危険を知らせるものや、夜道で揺れると光るなんて商品もあり、交通安全にも役立ちますね。
ランドセルへの防犯ブザーの取り付け方
取り付け位置について
下のイラストのように、防犯ブザーをランドセルの横にあるベルトや金具に取り付けていませんか?
ここに取り付けると、いざというときにとっさにうまく引っ張れません!自分で手をまわしてみるとわかると思いますが、人体の構造的にここに手をまわすのはきついです。
防犯ブザーをランドセルに取り付けるのであれば、ショルダー部分に取り付けましょう!ここならすぐに引っ張れますね!
ショルダー部分にリングが付いていればフックで取り付けるタイプの防犯ブザーでも大丈夫ですが、リングが付いていないランドセルの場合はベルトが付いているブザーを選びましょう。
優良防犯ブザーについて
防犯ブザーには、全国防犯協会連合会が推奨する「優良防犯ブザー」というものがあります。
優良防犯ブザー推奨目録
「優良防犯ブザー推奨品目録」に掲載されている製品は、
・優良防犯ブザー推奨規程の規格に適合するもの
・確実に作動するもの
・外部に鋭い突起物がないことなど、受傷のおそれがないもの
・子供が携帯するにあたって、適切な重量、形状であるもの
などの要件に適合したものです。
出典: 優良防犯ブザー|防犯推奨機器|公益財団法人
このように防犯のプロが推奨している防犯ブザーなら安心ですよね。
優良防犯ブザーは、パッケージに表示されていたり推奨シールが付いているのでチェックしてみてください!当店で取り扱っている防犯ブザーはすべて優良防犯ブザーです。
まとめ
防犯ブザーをランドセルに付けるときは、音圧85dB以上、防水等級IPX3以上のものを選び、ランドセルのショルダーの部分につける!これが鉄則です。
すでに取り付けてるよ~という方も、この機会に電池切れなど、ちゃんと動作するかどうか確認してみましょう!
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